移転のお知らせ

このHPは以下のURLに移転しました。

https://shizuokaac.evolution.jp/wp/

今後とも宜しくお願いいたします。

令和3年度 第4回定例会ニュース


 4月30日~5月1日   木曽駒ヶ岳  高本 

 コース:福島B⇒木曽駒ケ岳⇒茶臼山コース

4月30日 福島Bコース 6:40 スキー場跡地⇒7:35 1700m地点⇒8:10 1900m地点⇒2100m アイゼン装着⇒9:45 2310m⇒10:40  7合目避難小屋⇒12:30 麦草岳⇒14:00   牙岩⇒ 15:30   木曽前岳⇒16:30  玉乃窪小屋 幕営

5月1日      6:15 スタート⇒7:15  木曽駒ケ岳山頂⇒11:55  茶臼山山頂⇒16:40 スキー場跡地 下山  

★今年のGWは当初は北鎌尾根から槍ヶ岳を目指す計画だったが、天候が悪化したため中止になった。そこで近場で一泊二日程度で登れる山を探し、昨年の秋に登った木曽駒ケ岳を登ることにした。コースは同じ福島Bコースからにした。特に麦草岳から木曽前岳の間のルート切り立った崖の稜線になっている。アルパイン的な要素のあるコースだったので、積雪期に一度経験しておきたいとも考えていた。

4/30未明に名古屋を出発し、スキー場跡地の駐車場に車を停め、早朝にスタートした。天気予報では大荒れ情報も出ていたが、二日であればなんとか天気は持つのではないかと踏んでいた。歩き始めは雪はなく、順調に高度を上げていけた。2100m付近でアイゼンを装着した。固く締まった雪で丁度アイゼンがよく効いた。避難小屋付近ではまだ一面雪に覆われていた。ここから麦草岳を目指し真っ直ぐ直登。麦草岳から木曽前岳の間は南側は切り立った崖になっており、北側斜面は所によっては勾配があり、滑落の心配があった。ただ、稜線は所々雪が切れ、雪と岩、もしくはハエマツ、草付のミックス状態だった。麦草岳からコルへの下りは急斜面で懸垂下降が必要と思っていたが、雪はなく歩いて下れた。斜面をトラバースしたり、藪漕ぎやルンゼを下ったりと変化に富んだルートだった。一番の核心は木曽前岳への登りだった。岩場を抜けて行けそうだったが、雪が良く締まっていたのでルンゼを登って突破することが出来た。

稜線に出ると強風にあおられ、天候が急変し、ホワイトアウトの状態になった。GPSと磁石を頼りに何とか玉乃窪小屋に辿り着くことができた。強風の中にテントを張るのは大変だった。しばらくすると雪も降り始めた。一晩中テントが強風であおられた。

翌日のルートは悩んだ。当初は同じ福島Bコースを戻る予定だったが、麦草岳を経由するか、もしくは長いトラバース道を下らなければならなかった。

昨晩の雪で新雪が積もっており、雪崩の危険もあった。そのため、距離は長くなるが茶臼岳まで尾根伝いに行き、茶臼山コースを下山することにした。朝はまだ天気が良く、木曽駒山頂までは順調に登れた。だが、すぐに天候悪化が始まり、急いで茶臼山を目指した。夏は快適なコースだったが、やはり冬は違う。時にすさまじい風にあおられた。雪は固く締まっていたのでアイゼンはよく効いたが、時にアイスバーンになっているところもあり、斜面は慎重に下りた。茶臼山を下り、樹林帯に入った時は一安心できた。最後の難所は川の渡渉だった。雪解け水で川は増水しており、股下まである水かさの中を渡渉し、対岸に渡ることが出来た。

今回のルートは岩場やルンゼあり、稜線歩きもある変化に富んだいいルートだった。ただ、天候が悪く、強風、降雪の中の山行となった。せっかくGWということで強行したが、この点は反省すべきところもあった。

 5月1日 桑畑山 青森県下北郡東通村 標高400m        桑畑単独

■東通村尻屋八幡宮裏林道登山口:5時20分―稜線:7時―頂上:8時30分~9時10分―稜線下降点10時40分―八幡宮裏林道11時40分

★先達の方々は2時間程で頂上往復しているが持病持ちの後期高齢者は立ち止まる回数が多く6時間半近くも掛かった。

尻屋八幡宮裏林道より杉林の中を登り始める。稜線近くの雪崩防止柵が出始める手前から急傾斜となり、登り詰めた稜線上には雪崩防止柵が尾根上に東西に伸びている。東に向かい前半は雪崩防止柵の尻屋側を作業道と思われる茨だらけの藪こぎ。半分程で雪崩防止柵の南側、尻労(しつかり)側を歩くがこちら側も茨の藪こぎで往生した。尻労側は風力発電の風車が乱立して、風車維持管理の車道が見えるが頂上方面に向かう。頂上直下は草原で風が強く体感気温は静岡より10度くらい低い感じがした。晴天で頂上では360度の展望を満喫した。藪こぎ用にスキーストック(これは重宝した)と軍手だったが作業用厚手皮手袋にすべきだった。桑畑山の後、桑畑小学校跡地、桑畑温泉に立ち寄った。

5月16日 石割山(1412.3m)           加藤、他3名  

■赤い鳥居駐車場8:45 ⇒ 急な石段を登る ⇒ 石割山神社9:45 ⇒9:35石割山頂上10:20 ⇒ 10:05 畳間より南側に富士山と山中湖が見えた。⇒ 平尾峠11:00 ⇒ 10:55 雑木林に囲まれていた ⇒ 赤い鳥居駐車場11:35 公衆トイレ有り

★沼津を7:00過ぎに出発し、新東名を走り御殿場市、小山町須走より富士五湖道路を走り山中湖へ、湖の北岸平野地区に向かい石割神社の無料駐車場に車を置き8:45分に出発。神社石段をひたすら登って石割神社に9:35到着した。神社の御神体大きな岩がふたつに割れた大岩のまわりを見て9:45に頂上に向かって出発。雑木林の中に紫色のみつばつつじが咲いているのが見えた石割山頂上へは10:05に到着した小雨がパラパラしたが南側には富士山、山中湖を見ることができラッキー。10:20に平尾峠に向かって南面をロープにつかまりながらしばらく下ると平尾峠10:55に到着、平野地区に向かって雑木林を下り赤い鳥居駐車場に11:35到着しました。山行中は曇ったり小雨が降ったりして、6月の山行の練習ができました。