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令和3年度 第12回定例会ニュース


10月9日~10日 バラ谷の頭 根本、他1名

■9日麻布山登山口9:10~11:00麻布山~11:40前黒法師山~13:50バラ谷の頭

10日バラ谷5:40~登山口10:0

★来週笊ヶ岳に行こうと思い、そのトレーニングとして久しぶりに幕営装備を背負って、行き慣れたバラ谷へ行ってきた。紅葉にはまだ早かったが、バラ谷周辺にはちらほら色づいた木々があった。期待していた展望はガスで全くなし。夜中には満天の星空が見れたが、夜明け頃は雲が厚く日の出も見れなかった。

10月10日 富士山 赤石、他2名

★富士スバルライン五合目手前の奥庭駐車場に駐車した。道路の左側の御庭を歩く。この日は天気が悪く霧の中になってしまった。展望台があったが何も見えなかった。奥庭を一回りしてから道路の右側、山側の道からお中道へ登った。100メートルほどの高度を登ると水平なお中道に出る。分岐点から左へ五合目の方に歩く。お中道は標高2300メートルほどのところををほぼ水平に伸びている。火山礫の道には縦36センチ、横45センチ、高さが9センチほどの黒い火山岩を加工した石が二列または一列に敷かれている。かつての富士山信仰の登山路かと感心する。何組かの登山者とすれ違った。秋も深まってきて黄色のオンタデの群落や葉を赤に染めたナナカマドが霧の中に見られた。吉田口の五合目バスターミナルまで歩いて引き返した。分岐点に戻り大沢崩れの方に歩きたかったが、危険のためか通行止めの看板があり、あきらめた。霧雨の中雨具をつけてのハイキングだった。帰りに富士市あたりまで来ると晴れていた。

10月11日 八ヶ岳阿弥陀岳南稜ほか  高本

■10/10 6:00出発(船山十字路) ⇒ 8:30立場山 ⇒ 9:50最初の大岩 ⇒ 10:45大岩のルンゼを抜ける   ⇒ 11:10阿弥陀山頂   13:10赤岳 ⇒ 14:40行者小屋

 10/11 6:00スタート ⇒ 7:00中山尾根取りつき ⇒ 8:30石尊稜取付 ⇒ 9:35小同心ルンゼ  10:50行者小屋 ⇒ 12:35阿弥陀岳 ⇒15:30船山十字路

冬の下見とバリエーションルートの練習のため、阿弥陀南稜から阿弥陀岳に登った。 船山十字路の前日深夜に到着し、車中で一泊。 翌日朝6時に出発。 最初は林道を少し下りながら進み、渡渉地点から山道に入った。 廃屋になっている旭小屋では少し道を迷った。 小屋の裏から稜線に上がる直登ルートを探したがそれらしき道が見つからず、 地図で調べると小屋から迂回した場所から稜線に上がるルートになっていた。 稜線に上がり、一本道になった。 よく歩かれているせいか登山道はしっかりしている。 秋にはキノコ狩りで山に入る人も多いと聞いた。 尾根を辿る分かりやすいルートだった。 立場山のピークを経由し、ルートは稜線上をほぼ東に向かって進む。 途中視界が開け、南斜面が大きく崩れた場所があった。 尾根は細くなっており、冬ならば少し注意が必要な個所だった。 2500m付近でヤセ尾根の急登を登りきるとルートは北方向に向かい、少し進むと樹林帯を抜けた。 そして、岩が少しずつ出てきた。 基本的に岩はトラバースして進むようになっていた。 最初の大岩は左側を巻いて進んだ。足場が狭い細道だった。 二つ目の大岩も左に巻いて進み、途中から中央のルンゼを直登した。 巻道からルンゼに上がる個所がいやらしい。ル ンゼの途中には支点が二つ打ってあり、ビレイも出来そうだった。 この二つの巻道とルンゼがおそらくこのルートの核心になるだろう。 ルンゼを上がるとそのまま阿弥陀岳まで直登した。特に危険な場所はなかった。 11時過ぎに阿弥陀岳山頂に到着。 まだ時間があったので、そのまま中岳を経由して赤岳まで足を伸ばした。 下りは地蔵尾根を使い、行者小屋でツェルトを張った。

  翌日は横岳西壁の偵察を行った。 まずは中山尾根。中山乗越から尾根に向かうが、踏み跡も不明瞭だった。 所々にある赤テープ頼りに進んだ。 登っていくとやがて樹林帯を抜け、ヤセ尾根が現れ、その先の岩稜が取りつき地点だった。 1パーティーが準備を行っていた。 ただ、岩はもろく崩れやすい岩質だった。 中山尾根を来た道を下り、今度は乗越から下った地点から柳沢に入った。 GPSで確認しながら、最初の分岐を右、次の分岐を左に進んだ。 小田さんと一緒に登った時の記憶はかなり頼りないものだった。 ようやく、取りつき地点に上がる場所まで来て、以前の記憶を思い出した。 席尊陵への取りつき地点を確認した後、沢を下り最後に小同心ルンゼにも入ってみた。 ここは最初の分岐を左に進む。 行けるところまで行った。途中小さな滝が表れ、そこで引き返した。 沢に水はなく、沢というよりガレ場歩きだった。 行者小屋に戻り、ツェルトを撤収した。 船山十字路に戻るには、もう一度阿弥陀岳を経由しなければならなかった。 阿弥陀北面の道は急登だった。 トラバースする斜面の傾斜も強く、冬だとかなり注意が必要だと思った。 山頂直下の急登をなんとか登り切り、もう一度阿弥陀岳に立った。 後は下るだけだった。 御小屋尾根は樹林帯の中の快適な道だった。 最初の山頂からの下りと最後の稜線から下り以外は平坦な道が多く、緑の中を歩いて心地よかった。

10月15日 安達太良山 小野田

■岳温泉7:30=🚙=7:45奥岳温泉   奥岳登山口8:00 —あだたら渓谷自然遊歩道8:30—8:35旧道—9:13旧道出口—9:30勢至平分岐9:40—-10:07くろがね小屋10:30—11:05峰の辻11:25—11:45沼の平—-12:00 安達太良山頂上12:45—13:15峰の辻—南側の細道—14:20勢至平分岐—14:40旧道分岐—馬車道—15:15旧道分岐—-15:30奥岳登山口==16:15=バス==17:00 二本松駅

★TVで昨年の安達太良山の紅葉を見た。無性に行きたくなり、紅葉と天気の情報を調べて行ったのだが遅かった。1週間位前が最も良かったようだ。まだ残ってはいるが色褪せ、かなり落葉していた。秋の風情は残っていたが期待していた燃えるような紅葉とは程遠かった。だが数十年前には雨で見えなかった智恵子のほんとうの空を今回は見る事ができた。平日は登山口まで行くバスは岳温泉8:38発1本、登山口からの下りは16:15発1本しかない。朝はペンションの奥様が送って下さったので1時間早く出発できて助かった。登りは数か所小滝がある自然遊歩道から入り、次の分岐で旧道に。細くて段差やぬかるみが多い悪路。馬車道に出ると広く平で歩き易かった。くろがね小屋辺りから風が吹いてきて峰の辻からは風が強まり寒くて合羽を着た。沼の平の稜線に出ると更に強い風だった。時々雲で景色が隠れる事もあった。頂上には多くの人が居たが混み合う程ではなかった。峰の辻から真っ赤な実がついたナナカマドが多い灌木の中の道を下った。下の旧道と同様歩き難く、やはり歩行者は数人だけだった。勢至平からは馬車道を下ったが非常に長く感じた。一人なので息を切らす事なくかなりのんびり歩き休憩もたっぷり取ったのだが、昨夜よく眠れなかった為かクタクタに疲れ、帰りのバスが満席で途中まで座れなかったのが非常にきつかった。山の中腹で今月始まるTVドラマ「山女日記3」のロケをしていた。

10月16日 立岩 高本 

★岩月例の下見に行き、よいトレーニングができた。