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令和4年度 第22回定例会ニュース


2月17日 入笠山    小野田、他3名

■池田5:40==清水==富士見パノラマゴンドラ駅~~山頂駅9:20—9:40マナスル山荘(11:00ランチ)11:50—12:45入笠山13:15—14:00大阿原湿原14:15—14:40展望台14:50

—15:00マナスル山荘15:20—-15:35 ゴンドラ山頂駅===静岡

★今回女性2人は初めての雪山と初めてのチェーンスパイク歩行をいたく気に入り「雪山にはまりそう」と言っていた。1人は3年越にマナスル山荘の行列ができるビーフシチューを目当てに来た。外に居た従業員に今日ビーフシチューがあるかどうか2回確認し、10:00過ぎから客が並び始めるというのでこのまま待つことにした。段々人が増えてきた。11時開店。女性が出て来て「今日はビーフシチューはありません」と 仕方なく他の料理を食べたが確かに美味しかった。早くも12時前には食材が終わり売り切れとなって何人かは入れず帰った。食後私以外はチェーンスパイクを着けた。しっかり踏み跡がつき凍ってないので私は着けずに1日歩いた。素晴らしい天気で真っ青な空と白雪が輝いていた。午後は少し風が吹いたがそれ程寒くはなく、頂上で360度の美しい展望に皆歓喜した。これでシチュー無しのショックが消えたと。大阿原湿原に向かい少し下ると樹林の中で風はない。明るいカラマツ林とふっくらした新雪が美しかった。大学時代内容の1部に衝撃を受けた英語の副読本を思い出し、皆を促して交互に雪の上に転がり初めてスノーエンジェルを描いた。雪の大阿原湿原を見てから元の道へ。途中の展望台デッキでまた景色を撮影。頂上駅前に人工のアイスクライミング゙用氷瀑があった。好天続きだったので心配していた道路も問題なく無事到着し、格好の山日和に雪山散歩ができてラッキーだった。

入笠山頂上から八ヶ岳連峰
Snow Angel
大阿原湿原への道 カラマツ林
大阿原湿原 動物の足跡

2月18日 茅ヶ岳   苫米地

■自宅6:40=8:20深田公園駐車場8:40…9:45女岩…10:25女岩のコル…10:45茅ヶ岳山頂11:10…11:15千本桜分岐…11:25チェーンスパイク外す…12:10下降点分岐…12:50饅頭峠…12:55深田公園…13:00深田公園駐車場=13:35ハイジの村クララの湯14:30=16:00自宅

 甲府盆地から中央道に入り信州方面へ向かうと右側に目立つ山塊が茅ヶ岳である。山の形が八ヶ岳に似ているので「ニセ八ツ」との異名があるらしい。だがなぜか昔から奥秩父の主峰金峰山だと誤認していた。この山は『日本百名山』の著者深田久弥終焉の山として岳人には知られていて登山口も深田公園駐車場である。自宅から車で1時間半と安倍奥なみのアクセスの良さである。コースタイムも3時間45分と山容の立派さにしては意外に登りやすいのが嬉しい。コースは谷沿いにまっすぐ北上し、女岩からコルへとつづら折れを登り、コルから稜線上をわずかの登りで山頂となる。女岩までは狭い林道ふうの道が赤松林の間を続く。ところどころ残雪が凍結している。1時間ちょっとで女岩に突き当たる。女岩は涸滝のような岩で穴があいているが、崩落の危険があり立入禁止のロープが張られている。女岩から山頂までは標高差約350m、約1時間の行程である。女岩を大きく高巻くようにいきなり急登が始まる。崩れやすい足元を慎重に登って行く。落葉樹に囲まれた南向きで明るい谷だ。コルに突きあげると北側の奥秩父の山並みが見わたせ、そよ風がここちよい。ここからは残雪の残る稜線を山頂までたどるが、凍結はしていないのでつぼ足で登る。途中に深田久弥終焉の場所を示す石碑があるとのことだが見落として山頂に抜けてしまった。陽射しはあるものの近づく低気圧のためか周囲の山々は残念ながら雲に隠れている。下りは真南の尾根上を忠実にくだる。念のためチェーンスパイクをつける。まもなく右に千本桜への分岐をわけ、しばらく急な斜面が続く。南向きかつ防火帯のような切開きなので雪はほとんどなく傾斜が緩んだところでチェーンスパイクをはずす。ところが雪はないが湿った土に足をとられ予想外に歩きにくい。舗装された林道に出て、これを左にたどればすぐに登路と合流するが、まっすぐ尾根上の踏み跡をたどる。しばらくアップダウンを続け左下に太陽光発電の施設が見えてくるとまもなく饅頭峠にでる。この名は饅頭石というこの辺りに産する石に由来するらしく、またそれにちなんだ弘法大師の伝承を書いた看板がある。峠を左に折れて太陽光発電施設に沿ってくだれば深田公園だ。公園といっても石碑とあずま屋が一つあるだけで残念。石碑には「百の頂に 百の喜びあり」という深田の言葉が刻まれている。振り向けば花曇りのような空から茅ヶ岳の頂が見おろしていた。時間が早いのでハイジの村クララの湯という施設で日帰り入浴して帰った。シーズンオフなので温泉とホテル施設しかやっていない。不思議なのはハイジの村とは言いながら、なぜかクララにフィーチャーしているところ。

2月18日 日向山:錦の滝、岩間ルンゼ ICT   高本、根田

■ 矢立登山口7:12…8:15錦滝11:30…12:15岩間ルンゼ14:46下降…17:20矢立登山口
★高本君に誘われて、いってきました。高本君は毎週のICTでお疲れモード
 17日黒戸尾根登山口駐車場予定だったが、積雪なく矢立登山口まで入り幕、夜中何度も用足しに でると、小淵沢の夜景か綺麗でした。

18日早々に出発し、一時間ほどで錦滝、上部は岩が出ており、F2も上部が水流が見える。トップローブで練習可能か上部偵察後、高本君にツララ状の氷を落としてらいトップロープで練習をしました。後続の登山者は2週間前は完全氷結した写真をみせてもらった。じきが時期だけにしょうがない。2,3回練習したあと、岩間ルンゼへ、出合いで荷物を置き、F1、F2高本君トップで本気モード。私はいつもの通り引っ張り上げてもらいました。F3のチムニーのあるところで先行パーテイが下降中、私の右アイゼンが外れるがそのままF4?の終了点へ洞窟をくぐり、F5の大洞窟で終了。いつもの通り記念撮影、やっと小渕沢方面を眺めることができました。ダブルロープによる懸垂下降、私がもたついたり、ロープがもつれたりで、登りと同じくらいの時間がかかり、道具を撤収して林道を歩く途中でヘッドランプ。今思うと錦滝から日向山に行った事がない、次回はいってみたいと思いました。(記 根田)

2月18日 三ツ峠:四十八滝 ICT   熊谷

★ 3年ぶりにアイスクライミングに行ってきました。三ツ峠の四十八滝沢へ。氷結はまずまずでしたが、1週間前に降った雪が沢にたまり七福の滝から上は埋もれていました。氷結状態はまずまずで、初滝から取付。続く大滝は、上部の氷がなく左から高巻き。七福の滝は、滝壺が現れていましたが氷瀑自体はよく凍っており快適に登れました。七福の滝より上部は雪に埋もれ所々、2~3mの滝が出てくる程度。1500m付近の二股まで詰め終了となりました。

装備:8.0*50mロープ 1本、アイススクリュー 3本、アルパインヌンチャック 5本、トライカム #0.5,#1,#2,#3、他ギア少量    

四十八滝沢

2月23日 愛鷹連峰:越前岳   加藤

■自宅5:55=6:35山神社P6:55…7:35富士見峠…8:10鋸岳展望台…8:55富士見台…9:20越前岳頂上9:30…11:00富士見峠…11:30山神社11:35=12:10自宅

 山神社駐車場を6:55に出発し富士見峠を7:35、鋸岳展望台からは位牌岳それに連なる鋸岳がよく見えました。越前岳頂上には9:20に到着し、まわりの木々には樹氷ができていてきれいでした。清水から来たひとが山神社側に行きたいと言われ、いっしょに下山して11:30に到着し、十里木高原駐車場で別れて自宅には12:10に到着しました。登山道には雪はなかったが凍っている所はありました。

2月24日 西吾妻山、猫魔ヶ岳 山スキー 堀、他2名

★ 2月24日 曇 上部は濃霧
8時00分グランデコスキー場着。ゲレンデTOPまで行くリフトは9時30分営業開始。山スキーに入るパーティーが4~5組ほどシールを付けている。そのパーティーのラッセルを使わせてもらう。樹林帯をひたすら登る。時折ガスの切れ目があり薄日もさすが基本は曇り空。上部に行くに従い風とガスが濃くなる。森林限界を抜けると小さいながらスノーモンスターが現れ始める。西大嶺の頂上から西吾妻山が見えたが一瞬だった。予定では西吾妻山往復であったが、風と視界不良で断念。西南尾根を滑走予定であったがこちらも視界不良のため登ったルートを大きく外さない程度のコースを滑る。上部はオープンバーンだが標高が下がると針葉樹林帯になり滑るルートが限定される。ゲレンデTOP13時30分帰着。のちゲレンデスキー。
 2月25日 曇 強風
8時30分猫魔スキー場。ゲレンデTOPから猫魔ケ岳、東の鞍部よりブナ林を滑走予定だったがガスと強風で断念しゲレンデスキーに変更。上部から徒歩でアルツ磐梯スキー場に行けるのでアルツにも遠征。ゲレンデ脇の新雪ゾーンなどに入り、それなりに楽しんできました。

2月26日~27日 奥秩父:雲取山   苫米地

■2/26(日)自宅4:00=6:30丹波山村村営駐車場7:00…9:00堂所…10:00七ツ石小屋10:30…10:55七 ツ石山…12:20雲取山山頂12:45…14:10七ツ石小屋(幕営)

2/27(月)七ツ石小屋7:45…9:35丹波山村営駐車場=10:20小菅の湯11:00=16:00自宅

昨秋に高校生と登る予定だったが、諸般の事情から中止になっていた雲取山に登ってきた。山梨、埼玉、東京3都県の県境にして東京都最高峰、そして日本百名山に数えられる名山である。どうせ登るなら雪のある時期にということで計画した。

暗いうちに自宅を出て新東名から御殿場まわりで富士吉田へ抜けて中央道で大月へ出る。国道139号線で奥多摩へ抜けて2時間半で登山口の丹波山村村営駐車場に到着。日曜日なのですでに8割がた埋まっていた。雲一つない快晴だ。見はるかすと谷の奥に七ツ石山が見える。積雪はたいしたことはなさそうだ。登山道はずっと尾根の東側斜面をトラバースしながらほぼ一定の斜度で登っていくので歩きやすいことこの上ない。1時間ほどは杉林の薄暗い道でところどころ凍結した箇所がある。トレランスタイルの日帰り登山者が何人も追い越してゆく。平将門の伝承を書いた説明板がところどころにあり飽きさせない。2時間ほどで尾根の上にでると堂所だ。平坦で広い場所があり、チェーンスパイクを着ける。ここから山道は少し傾斜を増す。ヘアピンカーブを曲がると目の前に富士山が。通称富士見ターンである。さらに進むと七ツ石山をショートカットするルートと七ツ石小屋への分岐点。ここからわずかで七ツ石小屋だ。素泊まりのみの小さな小屋で幕営も可能だ。荷物をデポして軽装で雲取山へ向かう。まずは急坂を七ツ石山へ登る。山頂からは広くなだらかな尾根が雲取山まで続いているのが見える。防火帯で広く樹林が切開かれている明るい尾根で、前日の雪はほぼ融けてところどころ泥濘となっている。尾根はゆるやかだがほぼ一直線に登っていくので意外にキツい。左手に富士山、南アルプスを遠望しながら冬晴れの道をゆく。小雲取などニセピークをいくつか越え、昼過ぎに山頂到着。東には大東京のビル群もはるかに霞んでみえる。北面は樹林で遮られているが、樹間からは北アルプスらしい白い山並みものぞく。今月は山頂での展望に恵まれない山が続いたのでことのほか嬉しい。下りは七ツ石山をショートカットして小屋へもどる。テントを設営しまだ暖かい陽光を浴びながらベンチで缶ビールを味わう。日帰りも十分可能な時間だが、あえて一泊することにより山を楽しむ余裕が生まれる。いや、酒を楽しむ余裕か。ビールがウィスキーにかわり、空は茜色に暮れなずみ、富士は赤く燃えてゆく。山小屋の煙突からは白い煙と薪が燃えるなんともいえぬ懐かしいにおい。ようやくテントに入り簡単な食事の後、また外へ出て星空、東京の夜景を楽しむ。ここのトイレ、ふつうにきれいなのはもちろん、特筆すべきはその広さ。個室の中で着替えができるほど。

翌日も朝から大快晴。朝食はオートミールで簡単にすませ、ゆっくりとテントを撤収。道が良いので下りも楽々と下山した。近くの日帰り温泉で汗を流し、富士吉田で吉田うどんを食べ、朝霧高原経由でドライブを楽しみながら帰宅した。今回は好天をねらって日程を一日ずらしたが、計画書の日程がそのままだった(曜日はなぜか正しかった)ため、コンパスシステムが作動して、留守本部に何度もメールが行ってしまい大変ご迷惑をおかけした。今後は十分に気を付けたい。

2月18日、21日、23日 安倍城址とその周辺   安陪

■2月18日 洞慶院⇒北ルート⇒安倍城址⇒久住谷川農道⇒洞慶院(赤ルート)  

★地図には記載されていないが、安倍城址手前から久住谷川農道へとのバッケンがある。明瞭な道であった。

安倍城址手前の案内板
久住谷川農道に降りた所
安倍城址への案内板はない

■2月21日 羽鳥⇒千代山⇒極楽峠⇒きょう⇒羽鳥(赤ルート)

★羽鳥(386号線と静清バイパスの交差点)に自転車をデポし、いくつかの階段をつなげて尾根に取りつくことができた。尾根上に登ると竹によって道が覆われているところもあったが、送電線をくぐると道が明瞭になってくる。4等三角点263.8mから北西に下りると慈悲尾と建穂を結ぶ林道にでる。これを下って羽鳥に戻った。

■2月23日 増善寺⇒安倍城址⇒増善寺

★西ケ谷と増善寺の鞍部から安倍城址への道が通常ルートであるが、高度300m付近から直接増善寺に下りるルートが地図に記載されている。今回はこの道の調査が目的である。赤テープも、道形も確認できたが、15時を回っていたため、降りるのをやめ、通常ルートで安倍城址に行き、増善寺と洞慶院の鞍部に下り、増善寺に一周して戻った。

2月28日 安倍城址 安陪、赤石、他1名

■洞慶院⇒南ルート⇒増善寺⇒安倍城址⇒内牧越え⇒久住谷川農道⇒洞慶院(青ルート)

★赤石さんから地図には記載されていないが、内牧越えから久住谷川農道に下りてみようとの誘いがあった。私も以前からこの道があることを知っており、行きたいと思っていたので、二つ返事でお願いした。2月18日に行った道より、少し荒れていたが、しっかりとした道だった。なお今回は赤石さんが行ったことがないという南ルートを使って洞慶院から増善寺に行った。(記 安陪)

★8時に洞慶院に集まった。この日のコースは洞慶院から峠を越えて増善寺に下り、そこから安倍城址に登り、内牧への下山コースを下り分岐点から内牧とは反対側の久住谷川に下りて林道を洞慶院に戻るコースを計画した。増善寺に向かう道は林道を辿って登る道が一般的のようだが、安陪さんが歩いたという山道をとった。安陪さんはこの山域をトレーニングコースにしている。植林地を歩くがなかなかの急登だった。途中トレラン姿の人と会った。増善寺から山頂までは一般コースを上る。山頂のベンチで目の前に拡がる静岡市の俯瞰と駿河湾、伊豆半島、愛鷹山の連山、白く輝く富士山などを堪能した。二組の女性パーティと会った。増善寺へ下る道の途中から内牧への道を左にとり、尾根を歩いて行くと鞍部から右側の内牧へ沢沿いに下りる分岐の道標がある。道標から50mほど尾根を行くと、久住谷川へ下ると書かれたプレートがある。以前にはこの案内板はなかったがここから下りる。しっかりした山道だった。標高差100m程下ると林道に出た。昨年の9月の豪雨で道は荒れていて倒木などあった。しばらく歩くとやや広い林道に出てそこからはしっかりした道になり茶畑や梅の花などの中を歩いて洞慶院に戻った。春の良い天気の中のハイキングだった。安倍城址へのハイキングは何度も来ているが初めて歩く道で地形図を見ながらワンダーランドを歩いた感じだった。(6時間、8.3キロ,標高差670m、ペース110~130%)(記 赤石)

安倍城址より
久住谷川への降り口